斎藤監督勝因は「日本の野球」失策最小で4番も犠打

 ◇第1回U―23W杯決勝 日本10―3オーストラリア(2016年11月6日 メキシコ・モンテレイ)

MVPとして表彰された真砂

 初代王者に導いた斎藤雅樹監督(巨人2軍監督)は「しっかり守り数少ないチャンスをものにする日本の野球ができた。それがずっとできていたのが一番の勝因」と振り返った。

 プロ・アマ混成で、プロもほとんど1軍の実績がない若いチーム。慣れない国際大会だったが、チーム別最少の8失策と脇を締め、4番・真砂にも犠打を指示するなど確実性を追求した。男女ともWBSC世界ランキングでトップに立つ底力を示した。