巨人ドラ4・池田駿「最後の試合で優勝…最高の思い出になった」
◇第42回日本選手権決勝 ヤマハ3―2日本通運(2016年11月8日 京セラD)

社会人野球の第42回日本選手権は8日、京セラドームで決勝戦が行われ、2大会ぶり23回目出場のヤマハ(静岡)が日本通運(埼玉)に3―2で競り勝ち、悲願の初優勝を果たした。
今年のドラフト会議で巨人から4位指名された左腕の池田駿投手(23)は8回途中に降板するまで8安打されながらも毎回の10三振を奪い、1失点で勝利投手に。「チーム的にも今年最後の公式戦ですし、僕個人にとってもヤマハでする最後の試合。何が何でも勝ちたいって気持ちで投げた」と笑顔で優勝を喜んだ。
それでも「エースとしては完封しなければいけない」と反省も口をついた池田駿。「来年からはプロ野球に行かせてもらいますが、任された役割を全力で全うしたい」と早くも次なる舞台に思いをはせつつ、「最後の試合で優勝できるというのは本当に最高の思い出になった」と感激していた。