侍小久保監督 5安打も打線つながらず「打順はまた変えて」
◇侍ジャパン強化試合 日本代表3―7メキシコ代表(2016年11月10日 東京D)

メキシコ代表と強化試合に敗れた侍ジャパンの小久保裕紀監督(45)は淡々とゲームを振り返った。
「シーズン終わってから時間が空いている。普段なら捉えられるのがだいたい、ポップフライになってしまっている。タイミングはいいんだけれど、紙一重のところでバットが出てきてないと感じた」。
わずか5安打。3番・山田(ヤクルト)、4番・中田(日本ハム)、5番・筒香(DeNA)のクリーンアップは筒香の2打点のみでつながりを欠いた。強化試合4試合では打者での起用を明言している大谷(日本ハム)は8回に代打で登場。メジャー通算69勝の左腕ペレス(ナショナルズ)の前に空振り三振に倒れた。指揮官は「ペレスが出てくることを分かって出している。左対左でも大谷と決めていた」と指揮官。
11日もメキシコと対戦する。「打順はまた変えてやろうと思っている」と前を向いた。