大谷 飛ばしすぎダメ 栗山監督「“じっくりやってくれ”と」

 日本ハムの大谷は、千葉・鎌ケ谷の2軍施設でこのオフ初めて屋外でキャッチボール。WBC球を使い、約30~40メートルの距離で力強い球を投げ込んだ。

ファンの前を駆け抜ける大谷

 6日には、1月中にブルペンで本格投球する意向を示していたが「その予定はない」と調整スケジュールの変更を明かした。WBCでは3月7日の開幕・キューバ戦(東京ドーム)での開幕投手が有力だが、前日に大谷と話し合った栗山監督はこの日、「調整のスピードを落とさせる。スケジュール的なことや体の状況も含めて。“じっくりやってくれ”と言った」と語った。その後のシーズンも見据え、焦らせ過ぎないことがスロー調整の狙いにあるようだ。