【WBC・A組展望】野手充実のオランダ NPB組が投打の軸

 3月の第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に参加する16チームの代表メンバーが米東部時間8日午後6時(日本時間9日午前8時)から大リーグ専門局「MLBネットワーク」の特別番組で発表された。

 1次ラウンドA組では、前回4強入りしたオランダの野手陣の充実ぶりが目立つ。二塁手スクープ(オリオールズ)、遊撃手ボガーツ(レッドソックス)、グレゴリアス(ヤンキース)はいずれも昨季20本塁打以上。堅守のシモンズ(エンゼルス)も遊撃手と、二遊間の選手に偏っているのが懸念材料か。NPB組ではバンデンハーク(ソフトバンク)が先発の軸で、バレンティン(ヤクルト)は主軸を務める。

 初出場のイスラエルもユダヤ系のメジャー経験者が参戦。韓国は唯一の大リーガー、呉昇桓(オスンファン=カージナルス)を投入する展開に持ち込めるかがカギとなる。