1次Rで侍と対戦…要警戒、オーストラリアの矢継ぎ早な継投策
◇WBC出場16チームメンバー発表
1次ラウンドで対戦するオーストラリアは14投手を登録した。昨季まで2年連続でメジャーで50試合以上に登板したヘンドリクスは14年までは先発としても活躍。他にも元マリナーズのローランドスミス、前ロイヤルズのモイランらメジャー経験者に、元楽天のブラックリーが控える。死に物狂いで中継ぎ投手をつぎ込むことも予想され慣れない初対戦が続く国際大会での矢継ぎ早な継投策には警戒が必要だ。
中国はメジャー通算82勝左腕B・チェンが投手陣の柱か。ただ39歳のベテランは15年で引退。昨季はインディアンス傘下マイナーの指導者で、現状の投球は未知数だ。野手では出場が期待されたカージナルスの二塁手ウォンの辞退が痛い。
キューバはソフトバンク入り内定のデスパイネ、元巨人セペダらが軸。メッツのセスペデスの弟、19歳のヨアルキスは大器として注目される。