「俺なの?」まさかの戦力外通告受けた大谷世代 親子で挑んだ運命のトライアウト
19日放送のTBSの人気ドキュメンタリー番組「バース・デイ」(土曜後5・00)は中日を戦力外となった若松駿太投手(23)に密着。23歳の若さで迎えた野球人生最大の危機、現役続行を目指して挑戦した合同トライアウトの裏側が明らかとなる。
福岡・祐誠高から12年ドラフト7位で中日に入団した若松は、14年に早くも1軍デビュー。3年目の15年には初の2桁となる10勝をマークし、16年も7勝を挙げた。大リーグで活躍する大谷翔平投手(24)と同学年で、大谷世代で高卒でプロ入りし2桁勝利を達成したのはまだ大谷、藤浪、若松の3人しかいない。
チームの次代のエースとして将来を嘱望されたが、18年は右肩痛などもあり1軍登板はなく、オフにまさかの戦力外通告。「思っちゃいけないんですけど、『いや、俺なの?』って思いましたし、もう悔しくて涙が出ました」と野球人生最大の危機は突然訪れた。
現役続行を決めた若松の練習パートナーを務めたのは51歳の父親だった。親子でともに挑んだ運命のトライアウトの結果は―。若松のもとに吉報をもたらすオファーの電話は届いたのか―。人生の岐路に立たされた23歳の男の挑戦の裏側に迫る。