阪神・ジョンソンが入団会見「福留さんはレジェンド」米球界時代に面識

 阪神に新加入したピアース・ジョンソン投手(27=前ジャイアンツ)が28日、西宮市内の球団事務所で入団会見に臨んだ。ジョンソンは「非常に興奮しています。これだけ歴史のあるチームの一員として野球ができること、機会を与えてくださったタイガースに感謝しています」と入団を喜んだ。

<阪神新外国人選手入団会見>笑顔で会見を行うジョンソン(撮影・北條 貴史)

 助っ人右腕はかつての優良助っ人・マートンから薫陶を受けた一人だ。カブス時代に日本野球の素晴らしさを伝え聞き、日本球界への興味を持ったという。実績も十分だ。17年にメジャーデビューを果たすと、昨季はジャイアンツで計37試合に登板し、3勝2敗。1メートル88の長身から繰り出す直球はアベレージで150キロを誇る。

 谷本修球団本部長は「ストレートだけでなく、あらゆる球種で空振りが取れる投手」と評し、大きな期待を寄せた。ジョンソンは米球界時代に福留とも面識があるという。「福留さんはレジェンド。そんな方がバックで守って下さるのは心強い」と話した。