阪神が延長サヨナラ勝ち!ドリス背信投球も…12回に相手悪送球で勝利
◇交流戦 阪神3―2ロッテ(2018年6月9日 甲子園)

阪神が甲子園で行われた9日の交流戦でロッテに3―2で延長サヨナラ勝ち。9連戦の初戦を白星で飾った。
大事な9連戦の初陣を託された先発・岩貞は、雨天中止となった前日8日からスライド登板。ナイターから“中19時間半”で仕切り直しのデーゲーム登板となったが、スライドの影響を感じさせない安定感抜群の投球を見せた。
初回を3者凡退と最高のスタートを切ると、その後もロッテ打線をリズムよく打ち取り、7回4安打無四死球で無失点の快投。先発の役目をきっちりと果たした。
打線は初回に福留が4号ソロで先制。6回にも福留の中犠飛で追加点を奪った。
だが、2点リードの9回にドリスが3番手でマウンドに上がったが、無死一、二塁のピンチを招くと、角中に適時打を打たれ1点を返され、続く清田のバントを三塁線で処理するも一塁へ悪送球、同点に追いつかれた。
不穏な空気が漂うも延長12回にチャンスを迎える。1死一、二塁の場面で代打・山崎がショートゴロも、併殺を狙った二塁手・中村が一塁へ悪送球。二塁走者が一気に本塁へ帰還しサヨナラ勝ち。
大型連戦の大事な初戦を勝利で飾った阪神。これで雨天中止の次の試合は今季7戦7勝となった。