ヤクルト原 後半戦4勝目!変化球キレキレ8回零封
◇セ・リーグ ヤクルト4―0阪神(2018年9月14日 甲子園)

ヤクルトの原が8回を2安打無失点で5勝目を挙げた。後半戦の先発4勝は3勝の小川、ブキャナンを上回りチーム単独トップ。3年目右腕は「スライダーにカットボールとシュートを交ぜて的を絞らせないようにできた」と胸を張った。
武器のシュートは、捕手の井野が「凄く動いていた」と振り返るように右打者の懐に食い込み、左打者には外へ逃げていく軌道で打ち取った。無四球で9奪三振。バットでも自らを助けた。1―0の6回2死一、二塁で「何としても打ちたかった」と左前適時打。兵庫出身の25歳は投打で活躍し、甲子園で2年ぶりの白星を挙げた。チームは1分けを挟んで3連勝で貯金2。3位・巨人を4ゲーム差に引き離し、2位確保に大きく前進した。 (細川 真里)
▼ヤクルト・青木(6回2死満塁で中前にダメ押し2点打)樹理(原)がいい投球をしていたので、少しでも余裕を持って投げさせたかった。本当に頼りになる投手。