カブスとブルワーズのプレーオフ進出が同時に確定 カ軍は4季連続 ブ軍は7季ぶり
ナ・リーグ中地区で上位2チームのプレーオフ進出が同時に決まった。

同地区2位のブルワーズが敵地セントルイスで3位のカージナルスに2―1で勝利を収めたためで、この時点でブルワーズは92勝67敗。87勝72敗となったカージナルスは残り3試合で全勝しても90勝にしかならないため、2011年からポストシーズンから遠ざかっていたブルワーズは、少なくともワイルドカードでのプレーオフ進出を決めた。
そしてまだ試合中だった同地区首位のカブスの4季連続となるプレーオフ進出も併せて確定。カブスは地元シカゴでのパイレーツ戦で、アルバート・アルモラJR(24)が延長10回に左前にサヨナラ打を放って92勝66敗。中地区の首位を守り、4試合を残してプレーオフ切符を獲得した。
ナ・リーグでは東地区でブレーブス(89勝69敗)の優勝は決まっているが、中地区と西地区の優勝は未確定。西地区ではロッキーズが88勝70敗で首位に立ち、この日ダイヤモンドバックスに2―7で敗れたドジャースが88勝71敗で2位となっている。
ワイルドカード最後の枠を争っているのはカージナルス(87勝72敗)と、ロッキーズかドジャースのどちらかのチーム。ドジャースは西地区の優勝を逃しても、まだプレーオフには自力で進出できる可能性を残している。