ラミDeNA困った…CSへ超ハード日程 11日までに全試合消化見込みも全て屋外
◇セ・リーグ DeNA―ヤクルト(雨天中止)(2018年9月30日 神宮)

神宮球場で予定されていた9月30日のヤクルト―DeNA戦は、台風24号の影響で中止となった。29日に続いて2日連続での雨天中止。4位のDeNAはこの日を含め、2試合分の中止の振り替え日程が未定だ。クライマックスシリーズ(CS)の出場チームが確定する11日までに全日程を消化するスケジュールが組まれる見込みだが、今後の天候次第ではCS争いに影響が出てくる可能性もある。
午後0時15分に早々と中止が発表され、先発陣のみの練習に急きょ変更。先発が予定されていた石田は「残り試合も少ないので投げたかったけど仕方ない。最高の準備をして次の登板を待つだけ」と話した。29日の中止直後、ラミレス監督は「しようがない、シチュエーション。30日はもっと厳しいだろう」と懸念していたが、その通りになった。
1日から11日間で残り7試合あり、空き日は4日。ただ、試合を組める日は限られている。4、5日はDeNAは試合がないが、4日はヤクルトが甲子園で阪神戦。5日はDeNAが翌日の甲子園でのデーゲームに備えた移動日だ。残り試合は全て屋外球場で、今後も雨天中止の可能性はある。「他球団との調整などできる限りの協力をさせてもらうが、天気だけはどうにもできない」と球団関係者。特に日程消化が厳しい阪神とはまだ3試合を残している。
CS開幕後にも日程消化は可能だが、3位争いがもつれている現状でCS進出チームと最終順位の3位までが食い違うことも起こり得る。この日は巨人が広島に勝ち、DeNAは0・5ゲーム差の4位に後退した。(重光 晋太郎)