ア・リーグの全日程が終了 首位打者はベッツ スネルは投手2冠
2試合の優勝決定戦を残したナ・リーグと違ってア・リーグは30日までにレギュラーシーズンの全日程を終了。東地区を108勝54敗で制したレッドソックスがプレーオフの第1シードで、地区シリーズではワイルドカード・ゲーム(ヤンキース対アスレチックス=3日)の勝者と対戦。昨季のワールドシリーズを制した西地区覇者のアストロズは、中地区覇者のインディアンズと地区シリーズで顔を合わせる。

首位打者はレッドソックスのムーキー・ベッツ(25)が・346で初のタイトルを獲得。レ軍の打者が首位打者となったのは、2003年のビル・ミラー以来、15年ぶりとなった。
本塁打王はアスレチックスの主砲クリス・デービス(30)がメジャー6季目で初のタイトル。打点王は同じくレッドソックスのJ・D・マルティネス(31)で、同選手は打率部門と本塁打部門でともに2位だった。
投手ではレイズの左腕ブレイク・スネル(25)が最多勝と最優秀防御率の2冠を達成。セーブ部門ではマリナーズのエドウィン・ディアス(24)が57セーブを挙げて1位となった。
<ア・リーグ打率部門>
(1)ベッツ(レッドソックス=・346)(2)マルチネス(レッドソックス=・330)(3)アルトゥーベ(アストロズ=315)
<同・本塁打部門>
(1)デービス(アスレチックス=48本)(2)マルチネス(レッドソックス=43本)(3)ガロ(レンジャーズ=40本)
<同・打点部門>
(1)マルチネス(レッドソックス=130)(2)デービス(アスレチックス=123)(3)エンカーナシオン(インディアンズ=107)
<同・勝利数>
(1)スネル(レイズ=21)(2)クルーバー(インディアンズ=20)(3)セベリーノ(ヤンキース=19)
<同・防御率>
(1)スネル(レイズ=1・89)(2)バウアー(インデアンズ=2・21)(3)バーランダー(アストロズ=2・52)…
<同・セーブ数>
(1)ディアス(マリナーズ=57)(2)キンブレル(レッドソックス=42)(3)トレイネン(アスレチックス=38)
<ア・リーグ最終成績>
▼東地区=(1)☆レッドソックス(108勝54敗)(2)*ヤンキース(100勝62敗)(3)レイズ(90勝72敗)(4)ブルージェイズ(73勝89敗)(5)オリオールズ(47勝115敗)
▼中地区=(1)☆インディアンズ(91勝71敗)(2)ツインズ(78勝84敗)(3)タイガース(64勝98敗)(4)ホワイトソックス(62勝100敗)(5)ロイヤルズ(58勝104敗)
▼西地区=(1)☆アストロズ(103勝59敗)(2)*アスレチックス(97勝65敗)(3)ダイヤモンドバックス(82勝80敗)(4)エンゼルス(80勝82敗)(5)レンジャーズ(67勝95敗)
☆は地区優勝、*はプレーオフ進出