誠也 4時間超ロングゲームに劇的サヨナラ打「最高ですッ」
◇セ・リーグ 広島4―3阪神(2018年10月3日 マツダ)

4時間を超えるロングゲームは広島の4番の一振りで劇的な結末となった。一度は逆転も7回に追いつかれたが、11回1死一塁から鈴木が左翼線にサヨナラ打を放った。
ヒーローインタビューに立った鈴木は開口一番「最高ですッ」と叫びファンの喝采を浴びた。この日はライトスタンドに少年野球チームの子供たちが詰めかけており「長い試合になりましたけど子供たちの前で打ててよかった。ほんとよかったです」と顔をほころばせた。
この日は阪神先発メッセンジャーに4回まで1人の走者も出せなかったが、5回に鈴木がチーム初安打を放って次打者メヒアの同点2ランに結び付け、11回には試合の決着をつける一打で4番の仕事を果たしてみせた。レギュラーシーズンはあと2試合となったがいずれも本拠地で戦う。鈴木は「優勝してからもたくさん応援してくれている。残り2試合一生懸命集中してやっていきたい」と最後まで全力プレーを誓った。