東洋大 ドラ1候補・梅津 初の1回戦先発で好投も報われず
◇東都大学野球秋季リーグ戦第6週1回戦 東洋大1―2駒大(2018年10月9日 神宮)
東洋大が痛いサヨナラ負けを喫した。
この日は今秋ドラフト1位候補の右腕・梅津晃大投手(4年=仙台育英)が初の1回戦先発を任された。初回に暴投で先制を許したが7回2/3を1失点と粘りの投球。しかし打線の援護がなく、2番手で同じくドラ1候補の甲斐野央投手(4年=東洋大姫路)が9回にサヨナラ打を浴びた。
梅津はまたもリーグ戦勝利がお預けとなった。「勝ちたかった。自分個人がというよりチームを勝たせたかった」とがっくり。甲斐野も「ストライクを取りにいった直球を打たれてしまった」と肩を落とした。
杉本泰彦監督はここまで1回戦先発を務めてきた今秋ドラフト1位候補のエース上茶谷大河投手(4年=京都学園)について「状態は悪くないが、梅津は球がいっていた。投手陣は良く投げた。打線が見殺しにしてしまった」と振り返った。