阪神・メッセ 日米通算100勝ならず CS王手の巨人に10安打浴び5回4失点降板

 ◇セ・リーグ 阪神―巨人(2018年10月9日 甲子園)

<神・巨>5回までに4点を失い渋い表情のメッセンジャー(撮影・大森 寛明)

 勝てば日米通算100勝目となる阪神・メッセンジャーだったが、巨人打線に10安打を浴びて5回4失点で降板。メモリアル勝利は持ち越しとなった。

 初回に1点の援護をもらったメッセンジャー。だが、3回に連打と四球などで2死満塁としてから阿部に逆転の2点適時二塁打を許すと、5回には2死走者なしとしてから四球と安打で一、二塁のピンチを招くと陽岱鋼に2点適時三塁打を浴びた。その裏、1死二、三塁で打席が回ると、代打・鳥谷が告げられ降板となった。

 メッセンジャーの投球内容は5回で106球を投げ、10安打4失点。4三振を奪い、与えた四球は3つだった。