名前に縁!?浦和レッズが2000安打のロッテ福浦に花を贈った訳
10月4日だった。ロッテの球団事務所に届いた胡蝶蘭。職員一同、首をかしげていた。福浦の通算2000安打達成を祝う花だが、送り主はJ1の「浦和レッズ」だった。

「球団としては関係性もなく、不思議に思っていました」と疑問に感じた梶原紀章広報はお礼もかねて、浦和側に連絡を入れた。
浦和からは「福浦さんの名前に縁を感じ、贈らせていただいた」との回答。よくよく、聞いてみれば9月23日の朝、浦和のチームマネジャー・水上裕文氏が2000安打を報じるスポーツ紙の1面を見て「浦和」を見つけたという。「福・浦和・也」。名前に「浦和」が隠れていた。
これを伝え聞いた福浦自身、驚いた様子だったが「まさか浦和レッズさんから祝福のお花を頂けるなんて、夢にも思わなかった。2000安打の記録のすごさを改めて感じます」。さらに「サッカーはずっと好き。中2の長男も好きなのでぜひ、機会があれば応援に行かせてもらいたいと思っています。まだ一度もJリーグを見た事がないので生観戦に行きたい」と今後の交流にも前向きだった。
これを縁というのだろう。両者がどう、それを深めていくのか楽しみに見守りたい。(記者コラム・福浦 健太郎)