停滞する大リーグのFA市場 ストライキ発言の投手がツイート「友好的な解決が一番」

 カージナルスのアダム・ウェインライト投手(37)が17日、自身のツイッターで停滞するフリーエージェント市場について意見を述べた。

カージナルスのアダム・ウェインライト投手 (AP)

 大リーグのオフは動きの鈍い傾向にあり、このオフも100人近くの未契約選手がフリーエージェント市場に溢れている。すでに春季キャンプも始まっているが、ブライス・ハーパーやマニー・マチャドといった大物ですら、今季の所属先が決まらない異常事態。

 ウェインライトは15日に放送されたラジオ番組の中で、「こうした状況が変わらない限り、シーズン中のストライキもある」と不満を漏らしていたが、連続投稿されたツイートではこのコメントに触れ、「友好的な解決が一番」と決してストライキを望んでいる訳ではないことを強調。フリーエージェント市場の停滞は高騰する年俸が招いた結果という意見もあるが、そうした声に反論し、「野球選手という仕事はエンターテイメントであり、役者や歌手と何ら変わらない」と理解を求めた。