侍・稲葉監督が巨人戦視察 ドラ1高橋にも熱視線「非常に楽しみなピッチャー」
侍ジャパンの稲葉篤紀監督(46)が20日、巨人―韓国・KIAの練習試合(沖縄セルラー)を視察した。
巨人は「1番・二塁」で吉川尚、「4番・DH」で岡本、「9番・捕手」で小林と、3月9、10日の強化試合・メキシコ戦(京セラドーム)の代表メンバーに選出された3選手がプレーした。
岡本は3安打4打点と活躍。「非常に順調にきているな、と。ああいうチャンスでしっかり打てる。今年も状態は非常にいい感じがします」と好印象を口に。メキシコ戦でも4番の有力候補に期待されるが「求められているのはジャイアンツでも、ジャパンでも、同じようなものだと思う。今年もしっかり成績を残すことが大事」と期待を寄せた。
吉川尚は途中から守備位置を遊撃に移し、無難にプレーした。メキシコ戦では、巨人で本職としている二塁に限らず、遊撃でも起用する考えを明かしている。「ショートもセカンドもできるのが強み。また塁に出れば常に次の塁を狙う姿勢は、ジャパンでも大事なところ」と走攻守全てにおいて求めているスタイルに近い存在に映った。
また、巨人先発のドラフト1位左腕・高橋も魅力的な存在に映ったという。3回に2失点したが、最初の2イニングは連続3者凡退。「どの球もしっかり腕を振って投げられる。高さも非常にいい高さに投げている。これから非常に楽しみなピッチャー」と投球を脳裏に焼き付けていた。