OP戦初先発の菊池雄星「メジャーの打者感じられたのが一番の収穫」
マリナーズの菊池雄星投手(27)がキャンプ地ピオリアでのレッズ戦でオープン戦初登板初先発。打者8人に対し、計29球を投げ2回1安打2失点(自責0)1三振、1四球の内容だった。
初回はセンゼルを右飛、ボットを空振り三振、プイグを一ゴロの3者凡退。2回は味方の失策なども絡んで被安打1ながら2点を失ったが、自責点は0だった。
直球には力があり、2死走者なしからのパターソンの初球にはこの日最速の95マイル(約153キロ)を計測した。
オープン戦初登板を振り返り「初めてにしては納得のいくボールが多かった。何よりメジャーの打者を感じられたことが一番の収穫かなと思います」と菊池。「ストレートに関しては納得のいくボールが多かった。カウントも取れたし、差し込めた。まだまだ変化球の精度は上げていかないといけないけど、生命線ではあるストレートが良い形でいけたのはホッとしています」と充実した表情をみせた。