メキシコ代表の元日本ハム・メンドーサ、東京五輪にも意欲「もちろん出たい」

 侍ジャパンと対戦するメキシコ代表は、枚方市内のグラウンドで約3時間汗を流した。

メキシコ代表のフィロバ監督(中央右)と握手を交わす侍ジャパンの稲葉監督(同左)。左は今永、右はメンドーサ(撮影・北條 貴史)

 9日の第1戦には日本ハム、阪神でかつてプレーしたメンドーサが先発する。右腕は「日本で投球した経験があるし、知っている選手もたくさんいる。大きな大会の決勝戦のように気合を入れていきたい」と意気込んだ。

 西川、近藤とはかつてのチームメート。「彼らも印象に残っているし、とにかく出塁を許さないように。日本のランナーは出塁すると非常にうるさいので」。20年東京五輪の出場にも意欲を見せ「もちろん出たい。五輪の選手として東京に戻ってくることができたら最高」と話した。

 チームの指揮を執るダン・フィロバ監督も「私たちの来日の目的は、ここでプレーして勝つこと。いい準備ができていると思う」と力を込めた。