ノムさん「日本のマナー違反」 大山の死球を“予言”…侍Jのある作戦に警鐘
野球評論家の野村克也氏(83)が10日深夜放送のTBSのスポーツ情報番組「S☆1」(日曜深夜0・00)に出演。この日の強化試合でメキシコ代表に6―0で勝利した稲葉篤紀監督(46)率いる侍ジャパンについて語った。
前日2―4で敗れたメキシコ代表と再び対戦。初めて4番に座った吉田正尚外野手(25=オリックス)が初回の第1打席で先制の満塁アーチを放つなど1人で5打点を挙げ、6―0で勝利を収めた。
2番手とした登板した山本(オリックス)について、野村氏は「腕の振りがいいからそれにバッターが幻惑される」と決め球フォークを解説。「思い切って手を振って変化球が来るから。世界に通用するよ」と手放しで称賛した。
一方で、5点リードの2回に日本が盗塁を成功させたシーンでは「5点をリードしていて走ってくるとは何事だって、ぶつけられなきゃいいけど…」とポツリ。“予言通り”に3回に大山(阪神)が死球を受けて負傷交代すると、「(日本の)マナー違反。恥をかかせるような野球は絶対にお返しがある」と神妙に語った。