田沢、3戦連続無失点 「サインが出たから投げた」スライダーに手応え
◇オープン戦 ブルワーズ7―5カブス(2019年3月10日 メリーベール)
カブスとマイナー契約を結び招待選手の田沢純一投手(32)が、5―7の8回に6番手で登板。右打者のアーセグをカウント2―1から真っすぐで二ゴロ、左打者のルッツを同1―2からカーブで三ゴロに打ち取った。
2者を仕留めたところで交代。「負けていたし他の投手も残っていたので、仕方ないですね」とわずか8球(ストライク5球)での降板となった。
2人目の打者には2球目、これまであまり使わなかったスライダーで空振りを奪った。「サインが出たから投げた感じ。あまり自信があるボールではないので。空振りを取れたので良かったかなと」と話した。直球の最速は91マイル(約146キロ)で3度計測した。
「少しでも調子を上げていけたらいい」
これで今季オープン戦は3試合、2回2/3を投げて、無安打無四球2三振。好アピールを続けている。 (奥田秀樹通信員)