【スポニチ大会】NTT西日本 ルーキー大江、粘投も無念 7回7安打1失点

 ◇スポニチ大会4日目 Aブロック SUBARU(3勝)1―0NTT西日本(1勝2敗)(2019年3月14日 神宮)

<NTT西日本・SUBARU>力投するNTT西日本先発・大江(撮影・村上 大輔)

 NTT西日本の期待の新人、大江克哉(花園大)が公式戦初先発。5回にソロ本塁打を浴びたが7イニングで失点はその1点だけ。7安打を許しても147キロのストレートを軸にカット、チェンジアップなどでSUBARUから7三振を奪った。

 「本塁打はカットボール。うまく反応されてしまった。全体的には悪くなかったんですが、こういう接戦の試合を勝てる投手にならないと。問題山積です」手応えをつかみながらも敗戦投手に表情は今一つ。勝てば決勝トーナメント進出だっただけに無念さが支配した。

 大学時代は150キロの速球でドラフト候補と言われたが「もっとレベルを上げるために社会人を選びました。2年後に行けるよう頑張りたいです」と小気味いい投球を続けた右腕は成長を誓っていた。