復活目指す中日・浜田 248日ぶりに打者に投球「手応えは自分の中でかなりある」
けがからの復活を目指す中日の育成、浜田達郎投手(24)が15日、ナゴヤ球場で打撃投手を務め、248日ぶりに打者に対して投げた。

A・マルティネス、石岡に対し計57球を投じ「だいたいストライクゾーンに集まっていた。手応えは自分の中でかなりある」と納得の表情を見せた。
愛工大名電から12年ドラフト2位で入団。エンゼルス・大谷、阪神・藤浪とともに「高卒ビッグ3」と呼ばれた逸材だが、16年10月、17年4月に左肘を手術。昨年6月にウエスタン・リーグで実戦復帰を果たしたが、10月に血行障害を解消するため左肋骨の切除手術を受けた。
打者と対戦するのは昨年7月10日のウエスタン・リーグ阪神戦(鳴尾浜)以来。「今の状態をキープして、打撃投手、シート打撃、ゲームとやっていけたら」と話した。
ただ、3度の手術から復活を目指すだけに「体のケアを怠らず、体と相談して投げていきたい」と慎重な姿勢も崩さなかった。