村上雅則氏 ノーバン始球式にホッ…メジャー初登板より「気持ちが入っていた」
◇プレシーズンゲーム 日本ハム―アスレチックス(2019年3月17日 東京D)

日本人メジャーリーガー第1号で、元ジャイアンツの村上雅則氏(74)が日本ハム―アスレチックス戦で始球式を行った。左腕からノーバウンド投球を披露し「いやあ、届いたよ。心臓が爆発しそうなくらい緊張した」とホッとした表情を見せた。
「マッシー」のニックネームで64~65年にジャイアンツでプレーした村上氏は、65年当時と同じ背番号37のユニホーム姿を披露した。
「初めてメジャーのマウンドに上がったメッツ戦の外角ストレートより気持ちが入っていたと思う。歓声がうれしかった」と村上氏。「野球の歴史を伝えることに少しでも貢献できれば、と思っている」と話した。