雄星、サインに込めた世界で戦う“決意” 母校に贈る背番「18」ユニホーム
◇ア・リーグ マリナーズ5-4アスレチックス(2019年3月21日 東京D)

18日の巨人戦の前。菊池は労組プロ野球選手会の関係者に、母校・花巻東のユニホームへのサインを頼まれた。快く応じたが、背番号の数字を書く時にふと手が止まる。「何番がいいのかな…」。選んだのは高校時代の「1」でも西武時代の「16」でもなく、メジャーリーガーとして背負う「18」だった。
菊池の花巻東のユニホームは、選手会が行った昨夏の甲子園100回大会応援企画で着用したもの。菊池自身もSNSなどを通じて「高校野球は僕らの原点。一生の思い出」などとメッセージを送った。原点から世界へ。「18」のサイン入りユニホームは母校に寄贈される予定だ。(遊軍・鈴木勝巳)