イチロー引退 センバツ出場の同世代監督からも惜しむ声「おこがましいですが…」
23日に開幕する第91回選抜高校野球大会開会式のリハーサルが22日、甲子園球場で行われた。

取材対応で各校の監督も甲子園を訪れ、前夜に引退会見したマリナーズのイチローと同学年の監督らからは惜しむ声が相次いだ。
1973年生まれが同い年。福知山成美の井本自宣監督は「同級生と言うなんておこがましいですが」と前置きしながら「会見を全部見ました。いつまでも現役を続けてほしかった」と惜しんだ。
大分の松尾篤監督は「手が届かない存在。昨日は会見をすべて見ました」。また、桐蔭学園の片桐健一監督は「こちらが勝手に同学年と言っているだけですけれど」と大きすぎる存在を見上げながらのちに慶大―西武と進み、イチローとも対戦した同級生の高木大成から思い出話を聞くこともあったという。
会見は夜中だったため、就寝時間で会見を見られなかった選手も多かったもよう。横浜の153キロ左腕で今秋ドラフト1位候補・及川は「見ようと思って粘っていたんですが…寝てしまった」と残念がっていた。