札幌大谷が練習再開 西原ブルペンで立ち投げ30球
第91回選抜高校野球大会(甲子園)に出場した札幌大谷が2日、北海道札幌市内の同校グラウンドで練習を再開した。背番号1も、大会前の右肩炎症で甲子園では登板がなかった西原健太投手(3年)がブルペンで立ち投げで30球の投球練習。気温3度の中、5割の力も「寒かったけどそれなりに投げられた」と笑顔を浮かべた。

昨秋の明治神宮大会覇者として迎えた甲子園では「5番・一塁」で出場。2回戦で明豊(大分)に敗れて「秋春連覇」はならなかった。西原は「夏まではあっという間。(同学年との)最後のシーズン。中身を濃く過ごしたい」と完全燃焼とフル回転を誓った。