春日部共栄 横浜にコールド勝ちし4強入り

 ◇秋季高校野球関東大会2回戦 春日部共栄9―2横浜(7回コールド)(2018年10月23日 山日YBS)

 春日部共栄が強豪・横浜を7回コールドで下した。4強入りを決め、22年ぶりのセンバツ出場が決定的になった。

 横浜の来秋ドラフト候補左腕・及川雅貴投手(2年)を2回1/3で引きずり下ろした。初回に3四球で2死満塁の好機を作ると、6番・平岡大典内野手が走者一掃の三塁打で先制した。2回には9番・森飛翼(2年)が148キロの直球を捉え左翼席上段へ特大本塁打。3回には1死からエースで4番の村田賢一投手(2年)が左翼席へソロを運び、及川をノックアウトした。

 村田は「(本塁打は)超気持ち良かった。(及川から打って)一生自慢してやります」と笑った。

 投げても7回7安打2失点の好投で「直球を自信を持って投げられた。横浜打線は甘い球を全部持って行かれるので一瞬も気が抜けませんでした」と話した。