根尾は中日、藤原はロッテ 13年ぶり6度目の同一高校から1位指名2人
プロ野球のドラフト会議は25日、東京都内のホテルで行われ、投打で甲子園の春夏連覇に貢献した大坂桐蔭の根尾昂内野手は、4球団が重複指名した末、中日が交渉権を獲得した。

根尾は事前に指名を公表した中日、ヤクルト、巨人のほか日本ハムも1巡目指名をしたが、中日の与田新監督がくじを引き当てた。
また、同校の藤原恭大外野手は、楽天、ロッテと阪神が1位指名を行い、ロッテが交渉権を獲得した。
過去、同じ高校からの複数1位指名は2人が最多で過去6回。2005年の高校生ドラフトで、大阪桐蔭から平田良介(中日)、辻内崇伸(巨人)が指名されて以来13年ぶり7度目となる。
【同じ高校から複数の1位指名】
1966年 中京商 伊熊博一外野手(中日)、平林二郎内野手(阪急)
1975年 崇徳 黒田真二投手(日本ハム)、山崎隆造内野手(広島)
1984年 箕島 嶋田章宏外野手(阪神)、杉本正志投手(広島)
1985年 PL学園 桑田真澄投手(巨人)、清原和博内野手(西武)
1987年 PL学園 立浪和義内野手(中日)、橋本清投手(巨人)
2005年 大阪桐蔭 平田良介外野手(中日)、辻内崇伸投手(巨人)※高校生ドラフト