編集部オススメ!高機能で安いランニングシューズ13選
ランニングをするとき、欠かせないアイテムといえば『ランニングシューズ』ですよね。
気持ちの上がるお気に入りのランニングシューズを手に入れて、ランニングをオシャレに楽しみたいところ。そこでまず気になるのが、ランニングシューズの『価格』ではないでしょうか。最新の技術を搭載した話題のランニングシューズは、どうしても価格が高くなる傾向に。
はじめてランニングシューズを手にするときや、ランニング頻度が高く、シューズを都度履き分けるランナーのなかには、価格が “安い” モデルを手に入れたい方もいるのでは。
そこで、今回は人気メーカーのランニングシューズのなかから、Runtrip Magazine編集部がオススメする価格の『安い』ランニングシューズをご紹介します。
安いランニングシューズ選びに必要な4つのポイント
価格の安いランニングシューズは、価格の高いモデルに比べて機能性が劣るのでは? と不安に思う方もいるかもしれませんが、近頃は、ランニングを楽しむために、十分なサポート機能を備えた高機能シューズも多数展開されています。自分に合った安いシューズを探しているけど、種類が多すぎて、どれがオススメなのかわからない。そんな方のために、価格の『安い』ランニングシューズを購入する際に知っておきたい、選び方のポイントを解説していきます。
安心して快適に楽しくランニングを続けていくためにも、ぜひ参考にしてみてくださいね。
1. サイズ
どんなに機能に優れたシューズでも、シューズに足のサイズが合っていないと(小さすぎても、大きすぎても)疲れやすかったり、足にトラブルが起こる原因に。サイズ選びのポイントは、指先が動くくらい自由度があっていいものの、足の甲・かかと部分がしっかりとフィットしていること。シューズがフィットすると、走っている最中にシューズの中で足がブレることがなくなります。また、足囲(ワイズ)も重視しましょう。DやE、2Eなどの表記がワイズと言われるものです。一般的な足囲は2Eですが、足幅が広い人には3Eや4Eのワイドモデルが展開されていたり、足幅が狭い人にはDのスリムモデルが展開されているので、チェックしてみてください。
2. サポート機能
ランニングシューズにとって一番大切なのは、ランナーの足をサポートする機能。初心者ランナーにとっては、走り続けることによる疲労で怪我をしないためにも、サポート機能が手厚いものを選ぶといいでしょう。ゆっくり長く走ることを目的に考えると、靴底のクッションがあるランニングシューズをオススメします。サポート機能が充実した初心者向けシューズは靴底(ソール)が厚く作られる傾向があります。また、靴底の前方、母子球あたりが屈曲するシューズが筋肉に負担が少なく前へ進めるシューズです。
3. クッション性
各ランニングシューズメーカーが『安定性とクッション性の両立』を求めてシューズを開発しています。そのため、本来クッションの硬さに大きな差はなく、硬い・柔らかいとは、人それぞれの主観によるところが大きくなります。ただ、初心者の方はご近所の道などアスファルトの上を走ることが多いと思うので、できるだけ厚底でクッション性の高いシューズを選ぶことをオススメします。
ランニングシューズの選び方については、こちらの記事でご紹介しています。
【ランニングシューズの選び方】「少し大きなサイズがいい」は間違い? シューズアドバイザーが指南 – RuntripMagazine[ラントリップマガジン] |
4. 価格
ランニングシューズの価格は、高機能化していることもあり、モデルによっては2万円以上するシューズもあります。一方で、レーシング向けではない、健康を目的に走るランナー向けのランニングシューズは、比較的手頃な価格で手に入ります。新作のモデルでも1万円前後で購入できたり、最新でないモデルでは6,000〜7,000円程度で販売されていることもあります。ランナーにとって嬉しい機能が詰まったシューズも安く手に入ることがあるので、皆さんも探してみてくださいね。
安くて機能性の高いランニングシューズ
1. エアズームペガサス36(ナイキ)

ナイキの定番ランニングシューズと言っても過言ではない『ペガサス』シリーズ。30年以上に渡ってモデルチェンジをしたきたシューズは他のメーカーを見ても、ペガサスくらいでしょう。経験豊富なランナーはもちろんのこと、マラソンで世界記録を持つエリウド・キプチョゲ選手も疲労抜きのジョグやイージーランに使っているとのこと。クッションがありつつも安定性が確保され、気持ちよい走り心地が得られるランニングシューズです。先日新たに発表されたペガサス37は定価で14,300円(税込)ですが、『ペガサス36』は多くの通販サイトで1万円以下で販売されています。なかには7,000円を切る商品も。一足持っておくとあらゆるシーンで使えるはずです!
2. オデッセイリアクトフライニット2(ナイキ)

昨今、各メーカーから登場しているクッションの柔らかさがコンセプトの先駆けともいえるナイキのリアクトシリーズ。軽量性と反発性という相反する要素を備えたリアクトは、初心者の方にとってはランニングが楽しくなるシューズでしょう。また、ややスピードが出ているシチュエーションだと、“びよ~ん”と足を前に押し出すような感覚を味わいながら走れます。『オデッセイリアクトフライニット2』は、価格も7,000円前後から購入でき、普段履きにも使えるデザインは嬉しいポイントですね。
3. エアズームストラクチャー22(ナイキ)

マラソンを4時間程で走るレベルの方にオススメなのが『ストラクチャー22』。22代に渡りアップデートしてきたストラクチャーシリーズは、ナイキのなかではペガサスシリーズに次ぐロングセラー。多くのランナーから愛されてきたランニングシューズです。かかと周りのサポート(Dynamic Support)が特徴であり、魅力のズームストラクチャー。しっかりと足をサポートしてくれる機能性を備えたシューズの定価は13,200円(税込)、通販サイトによっては1万円を切る商品もあり、お買い得なシューズと言えるでしょう。マラソンを走る方のレーシングシューズとしてもオススメです。
4. ズームライバルフライ2(ナイキ)

駅伝ランナーたちの走りにヒントを得て作られた『ライバル フライ』シリーズ。前足部に内蔵されたZoom Airユニットにより反発と推進力を、クッション素材により柔らかな履き心地を得られます。通販サイトでは、5,000円台で買えることも大きな魅力。日々のランニングからスピードトレーニングまで、幅広く使える一足。ステップアップの一足にいかがでしょうか。
5. adizero RC 2.0(アディダス)

ソールの寿命と機能を長持ちさせてくれるラバー素材、adiWEARアウトソールが搭載された、日々の過酷なトレーニングにも耐えうる耐久性を備えたシューズ。スピードトレーニングで使うシューズ、ナチュラルな接地感を得られるシューズをお探しのランナーにオススメです。軽量でスピードも出せるため、部活に打ち込む学生やスピードトレーニングを取り入れたいランナーにもピッタリ。定価では10,439円(税込)で販売され、通販サイトでは7,000円台で販売されているケースもあります。
6. adizero Boston8(アディダス)

トレーニングからレースまで様々なシーンで幅広く使用できる万能モデル『adizero Boston』。かかとのホールド感には以前から定評のあったこのシリーズですが、今作ではエネルギーロスを抑える “ズレ軽減フィット構造” を採用。最後の一歩までフィットする履き心地、足とシューズの一体感が味わえます。マラソンのレーシングシューズとしても使えるadizero Boston。発売当時は12,000円(税抜)の定価で販売されていましたが、現在は6,000円前後と約半額で購入できます。
■adizero Boston8のレビューはこちらから
最後の一歩までフィット「ADIZERO BOSTON 8」を専門家が分析 – RuntripMagazine[ラントリップマガジン] |
新作『ADIZERO BOSTON 8』はあらゆるランニングスタイルにマッチする、ズレ軽減フィット構造の万能型シューズ – RuntripMagazine[ラントリップマガジン] |
7. ゲルカヤノ26(アシックス)
1993年の登場以来、毎年アップデートを続けるアシックスの『ゲルカヤノ』は、アシックスの技術が結集したシューズ。ゲルカヤノ 26は『温故知新』をコンセプトに開発され、かかと部分に搭載された衝撃緩和材のGEL(ゲル)が凹凸や溝がある独特な形状にデザインされ、高いレベルでクッション性を発揮します。プロランナーの川内優輝選手もジョグで使用していると公言するゲルカヤノ。テクノロジーや機能が充実しているため、発売当時は17,600円(税込)とやや高い価格でしたが、現在サイズやカラーによっては8,000円台で販売されている商品もあります。アシックスを代表するゲルカヤノをこの機会に購入されてはいかがでしょうか。
■ゲルカヤノ26のレビューはこちらから
クワガタがモチーフ。1993年発売以来のフルモデルチェンジ『ゲルカヤノ26』 – RuntripMagazine[ラントリップマガジン] |
8. GT-2000 8(アシックス)
足にかかる負担を軽減するための機能を搭載したGT-2000。初心者ランナーの最初の一足として、多くのランナーから愛用されてきました。2019年に最新作、GT-2000 8が登場。着地時の快適さと着地したあとの蹴り出しに軽快さを感じられ、あらゆる部分にアシックスの技術が反映されています。
9. HANZO U(ニューバランス)

日本人向けのマラソンシューズとして開発され、多くのランナーから愛されてきた『1040』が生まれ変わり『HANZO U』として登場。フルマラソン完走を支える、初心者向けランニングシューズです。ワイズ(足囲)が”D”のモデルが標準となっていますが、2Eのモデルも展開されているので、足幅が広いランナーにとっても嬉しいモデルです。5,000円台で販売されているサイズ、カラーもあるのでマラソン初挑戦の一足にもオススメです。
10. FRESH FOAM 1080(ニューバランス)

高いクッション性を誇るニューバランスの厚底モデル『FRESH FOAM 1080』。クッション性があり柔らかさが感じられますが、ミッドソールに凹凸の構造を採用することで安定感が高められています。フィットネスランナーからフルマラソン完走を目指すランナーまで、幅広い層のランナーに愛用してもらいたいシューズです。発売されたばかりですが、1万円前後で購入できるのは嬉しいポイントですね。
11. FUEL CELL PROPEL(ニューバランス)

2019年、ニューバランスから登場した『FUELCELL』シリーズ。そのなかでも、初心者のランニングにオススメなのが『FUELCELL PROPEL』。このシューズの特徴であるFUELCELLフォームがフルレングスで搭載され、足裏全体でリバウンドする感覚、ふわふわとした弾むようなライド感を得られます。7,000円前後で購入できるので、ぜひ体感してみてくださいね。
12. ウエーブライダー23(ミズノ)

ミズノを代表するシリーズの『ウエーブライダー』。クッション性、反発力、安定感の3つを兼ね備え、長い距離を走っても、最後までペースを落とすことなく走り切れるランニングシューズ。昨年発売されたウエーブライダー23は、つま先の部分など、アッパー素材が繋ぎ目のないシームレスな作りでスッキリとしたデザインに仕上げられています。初めてのフルマラソン完走を目標にしているランナーにオススメ。定価では14,190円(税込)で販売されていますが、10,000円を切って販売されているモデルもあるので、初めての一足、マラソン挑戦のシューズにいかがでしょうか。
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23代目『ミズノウエーブライダー』はアメリカの雰囲気漂うデザイン – RuntripMagazine[ラントリップマガジン] |
13. ウエーブエアロ18(ミズノ)

軽量クッションとソールに設置されたミズノ独自の波形プレート“ミズノウエーブ”、反発力とクッションの柔らかさを両立させた『ウエーブエアロ』。サブ4を目標に走るランナー向けに開発されてきたシューズですが、新作のウエーブエアロ18は、よりレーシング向けのシューズに生まれ変わりました。あらゆるシーンで使えるウエーブエアロも1万円前後から販売されているので、ぜひチェックみてください。
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奇抜な蜂の巣状デザイン!「ミズノウエーブエアロ18」はレーシング感あるシューズ – RuntripMagazine[ラントリップマガジン] |
最新ランニングシューズもチェック
ここまで、手頃に手に入る価格の安いランニングシューズをご紹介してきました。自分にぴったりのランニングシューズは見つかりましたか?
ランニングを続けていくとランニングシューズもステップアップしていきたいと思いますよね。現在、ランニングシューズはものすごい勢いで技術進歩が進んでおり、1世代モデルチェンジするだけでも驚くほど進化を感じます。
もちろん旧モデルのセールになるシューズも狙いどころではありますが、たまには最新シューズに投資をしてみるのもオススメです。いろんな視点でランニングシューズを履き分けながら楽しみたいですね。
最新ランニングシューズの情報はこちらでご紹介しています。ぜひ、チェックしてみてくださいね。
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