レアル・マドリードも導入! スタジアムベッティングが観戦体験の一部へ
スタジアムベッティングが世界中で加速している。欧州サッカーの強豪であるレアル・マドリードは、本拠地のサンティアゴ・ベルナベウにカジノを建設するプランを発表した。2022年夏に完成予定で、約1億2000万円の収益を見込んでいるという。各国でギャンブルの合法化が進む中、観戦体験の一部としてスポーツベッティングを取り入れる。
Real Madrid’s revamped €575M Santiago Bernabeu stadium to have a casino? #RealMadrid https://t.co/LtLNwnPqug
— Republic (@republic) March 31, 2021
その他にも、様々な競技で導入が検討されている。MLBのワシントン・ナショナルズは、スタジアムに特設窓口を開設し、専用アプリを通じて座席からのベッティングを実現する方針だ。NFLはスタジアムでの実施は禁止だが、スマートフォンから購入が可能な「ベッティングラウンジ」の設置を許可しようとしている。
一方で、批判的な意見もある。イングランド・プレミアリーグのフラムFCは、チームのメインスポンサーがスポーツベッティング関連の企業だ。ファンに向けてアンケートを実施した結果、46%が「心地よくない」、22%が「クラブのTシャツを購入しない」と答えた。
FANS SURVEY RESULTS 2021
Significant negative impact to mental health of fans due to not being able to attend matches
Half want to see gambling sponsorship banned from football
Less than 1 in 4 paid for PPV
Full results here: https://t.co/XH3mXd0bEZ
Watch the videopic.twitter.com/NQsDsuEl3a
— FST (@FulhamSuppTrust) March 25, 2021
スポーツベッティングは莫大な収益が見込めるため、世界中でさらなる注目が集まるだろう。そのリスクやファンの不安と向き合いながら、試合観戦の新たな醍醐味として期待したい。