大竹悠太（西武台）｜地方大会でキラリと光ったピカイチ選手！

2024.08.10 09:34

8月7日に開幕した夏の甲子園。プロが注目する選手も多く出場していますが、地方大会で敗れた選手の中にも今後が楽しみな選手は少なくありません。そこで今年のドラフト候補とはならなくても、数年後に注目を集めることになりそうなこの夏に見つけた未来のスター候補をスポーツライター西尾典文さんにピックアップしてもらいました。二人目は西武台の大竹悠太投手。

高い位置から投げ下ろすボールの角度と鋭く変化するスライダー

大竹悠太（西武台）

・学年：3年
・ポジション：投手
・身長/体重：178cm/78kg
・投打：右投右打
・化ければこんな選手！：東晃平（オリックス）

【寸評】

県内でもそれほど名前の知られた存在ではないが、将来が楽しみな右腕。テイクバック少し右肩が下がり、沈み込む動きがあるのは気になるものの、縦に腕が振れるため上背以上にボールの角度がある。ストレートはコンスタントに140キロを超え、指にかかった時のボールはストライクゾーンで勝負できるだけの勢いがあるのも魅力だ。変化球は腕を振って投げられるスライダーが武器で、空振りを奪える威力がある。この夏は5回戦の叡明戦で7回を無失点、10奪三振の好投。敗れた花咲徳栄戦でもリリーフで2回2/3を投げて自責点0、3奪三振と持ち味を発揮した。（西尾典文）

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