土橋怜於（市原中央）｜地方大会でキラリと光ったピカイチ選手！

2024.08.19 09:43

8月7日に開幕した夏の甲子園。プロが注目する選手も多く出場していますが、地方大会で敗れた選手の中にも今後が楽しみな選手は少なくありません。そこで今年のドラフト候補とはならなくても、数年後に注目を集めることになりそうな、この夏に見つけた未来のスター候補をスポーツライター西尾典文さんにピックアップしてもらいました。五人目は市原中央の土橋怜於投手。

素早く正確なスローイングと思い切りの良いバッティング

 土橋怜於（市原中央）

・学年：3年
・ポジション：捕手
・身長/体重：178cm/82kg
・投打：右投右打
・化ければこんな選手！： 矢野燿大（元中日・阪神）

【寸評】

千葉で注目を集めている強肩捕手。素早い動きで強いボールを正確に投げることができ、シートノックのボール回しから1人だけ送球の勢いが違う。2.00秒を切れば強肩と言われるイニング間のセカンド送球でも1.8秒台をマーク。肩が強いだけでなくフットワークの良さもあり、足を使って投げられるのも長所だ。バッティングは春までは少し外からヘッドが出るのが気になったものの、夏にかけて大きく成長。木製バットでも強く引っ張ることができ、鋭い打球も目立った。（西尾典文）

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