球持ちの良い腕の振りと数字以上に勢いのあるストレート|宮口龍斗(智弁和歌山)
8月5日に開幕する第107回全国高校野球選手権。ドラフト候補では石垣元気(健大高崎)、江藤蓮(未来富山)、今岡拓夢(神村学園)などが注目を集めていますが、他にも将来が楽しみな選手は少なくありません。Timely!WEBでは、高校から直接ではなく、大学や社会人を経由してプロを狙える可能性を秘めた「未来のドラフト候補」となる選手を紹介します!6人目は智弁和歌山の宮口龍斗投手。
球持ちの良い腕の振りと数字以上に勢いのあるストレート
宮口龍斗(智弁和歌山3年)
・ポジション:投手
・身長/体重:183cm/87g
・投打:右投右打
・出身チーム:伊丹ボーイズ
化ければこんな選手!
岩隈久志(元近鉄など)
【寸評】
中学時代はU15侍ジャパンにも選ばれた本格派右腕。選抜では全てリリーフで4試合に登板し、チームの準優勝にも貢献した。長いリーチを柔らかく使える腕の振りが特長で、好調時のストレートは150キロ前後をマークする。鋭く落ちるフォークもブレーキ十分だ。
エースの渡辺颯人(3年)に比べると安定感に乏しいところがあり、これまでは短いイニングの登板が多かったが、夏の和歌山大会では決勝で先発を任されて完封勝利をあげるなど成長ぶりをアピールした。スケールを残したまま上手くまとまりが出てくれば、大化けも期待できるだろう。(写真・文:西尾典文)
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