上半身の力みがなく、楽にシャープに腕が振れる|大浦崇輔(明豊)

8月5日に開幕する第107回全国高校野球選手権。ドラフト候補では石垣元気(健大高崎)、江藤蓮(未来富山)、今岡拓夢(神村学園)などが注目を集めていますが、他にも将来が楽しみな選手は少なくありません。Timely!WEBでは、高校から直接ではなく、大学や社会人を経由してプロを狙える可能性を秘めた「未来のドラフト候補」となる選手を紹介します!7人目は明豊の大浦崇輔投手。

上半身の力みがなく、楽にシャープに腕が振れる

大浦崇輔(明豊3年)

・ポジション:投手
・身長/体重:185cm/82g
・投打:右投右打
・出身チーム:久留米城南中学(軟式)

化ければこんな選手!

石川歩(ロッテ)

【寸評】

 将来性とスケールの大きさが魅力の大型右腕。上半身の力を上手く抜いてスムーズに腕が振れ、リリースの感覚の良さが目立つ。この夏は背番号11だったが、決勝では先発を任されるなど3試合、11回を投げて1失点と安定感のある投球でチームを優勝に導いた。
ストレートはまだ140キロ前後が多いが、まだまだ速くなりそうな雰囲気は申し分ない。大型でも良い意味でまとまりがあり、制球力の高さも長所だ。大学、社会人などで力強さが増せばプロ入りも見えてくるだろう。(写真・文:西尾典文)