堅実で丁寧な守備としぶとくパンチ力のある打撃｜萬場翔太（山梨学院）

2025.08.16 10:05

8月5日に開幕する第107回全国高校野球選手権。ドラフト候補では石垣元気（健大高崎）、江藤蓮（未来富山）、今岡拓夢（神村学園）などが注目を集めていますが、他にも将来が楽しみな選手は少なくありません。Timely!WEBでは、高校から直接ではなく、大学や社会人を経由してプロを狙える可能性を秘めた「未来のドラフト候補」となる選手を紹介します！最後はの山梨学院の萬場翔太選手。

堅実で丁寧な守備としぶとくパンチ力のある打撃

萬場翔太（山梨学院3年）

・ポジション：二塁手
・身長/体重：172cm/75g
・投打：右投右打
・出身チーム：太田スバルボーイズ（群馬）

化ければこんな選手！

外崎修汰（西武）

【寸評】

 全国から多くの力のある選手が集まる山梨学院で1年秋から不動のレギュラーとして活躍している内野手。今年の選抜では2試合で1安打に終わったが、春の関東大会では3試合で7安打を放つと、夏の山梨大会でも4試合で打率.600、1本塁打、3盗塁と見事な活躍でチームの優勝に大きく貢献した。
ボールを呼び込むのが上手く、上背は無くてもスタンドに運ぶパンチ力も備える。派手さはないものの、フットワーク、ハンドリングとも高校生では上位で堅実な守備も持ち味だ。大学であれば早くから戦力となる可能性も高いだろう。（写真・文：西尾典文）