河北直也/片山隼(鳥取城北)|食トレClose Up Player
食トレClose Up Player
河北直也 3年 投手(鳥取城北)
「入学当初は身体が小さかったので、ごはんの量を食べるのが大変でした」。
1年の夏以降から少しずつ食べる量が増え、1・2年の冬に5kgずつアップ。
冬の間は1日1回、牛乳、納豆、オレンジジュースをかかさず摂取。
「体重が増えたことで走るのが遅くなるわけではなく、体脂肪を意識することで身体がしっかりと動くようになりました。球速もあがり、105km/hから136 km/hまで伸びました」。

入学時 | 現在 | 差 | |
身長 | 158cm | 166cm | +8.0cm |
体重 | 48.0kg | 61.0g | +13.0kg |
体脂肪率 | 8.9% | 11.0% | +2.1% |
片山隼 3年 投手(鳥取城北)
チームの主将を務める片山くん。
「食トレに関しては親と身体に何が良いかを相談しています」。
2年生ぐらいから食べる量が増え、どんぶり2杯のごはんも食べられるようになってきた。それに伴い体重も増加。
「1年生のときには出なかった飛距離や打球の強さを実感しています。
パワーヒッターではないですが、入学時に比べると力がつきました」。
高校に入って一度もケガをしなかったのは食トレの賜物かも。

入学時 | 現在 | 差 | |
身長 | 176cm | 178cm | +2cm |
体重 | 61.0kg | 72.0g | +11.0kg |
体脂肪率 | 18.5% | 14.6% | -3.9% |
Close Up Supporter|愛情たっぷりのマネージャーごはん

2015年に野球部専用のグラウンドが完成したのを機に、休日練習の昼食はマネージャーによる炊き出しになった。
鳥取城北は部員135人の大所帯。
23升のごはんを炊き、どんぶりや麺類を中心に作る。
ごはんを炊く水加減は毎回計って入れるが芯が残ることも。
そんなときは「今日のごはんかたくない?」と冗談交じりに部員から言われる。
ときには麻婆豆腐のとろみがつかなかったことも。
それでも「おいしかったよと言ってくれるのがうれしい」とマネージャー。
入部当初は量が多く、食べられない子もいる。
昼食を作る調理室はグラウンドの一角にあり、部員は昼食を作るマネージャーの姿を見ることができる。今日のお昼ごはんは何かなという期待感と、いつもありがとうという感謝の気持ちを持ち練習に励む。
(文・写真:食トレマガジン#7より)