侍Jでも甲斐キャノン発動 台湾盗塁王刺しヤフオクD沸いた

 ◇侍ジャパン壮行試合 日本―台湾(2018年11月7日 ヤフオクD)

<日本・台湾>9回2死一塁、打者・郭永維の時に二盗を狙った一走・王威晨を刺した甲斐は笑顔でベンチに戻る(撮影・岡田 丈靖)

 侍ジャパンの甲斐拓也捕手(26=ソフトバンク)が台湾戦に途中出場し、「甲斐キャノン」を発動させた。

 9回の守備から登場。2死一塁、山崎(DeNA)とバッテリーを組み、台湾の盗塁王、ワン・ウェイチェンを素早く正確な送球で楽々と刺した。日本シリーズ史上初となる6連続盗塁刺の阻止率10割で日本一に貢献し、MVPに輝いた本領を発揮した。これには、ソフトバンクの本拠ヤフオクドームでの試合とあって、大盛り上がりだった。