明治神宮大会開幕 八戸学院光星が東邦破る 「あの夏」の雪辱
◇明治神宮大会高校の部1回戦 八戸学院光星7―3東邦(2018年11月9日 神宮)

明治神宮大会が開幕し、東北代表の八戸学院光星が東海代表の東邦を破り、準々決勝に進出した。
大逆転負けを喫した16年夏の甲子園以来の対戦。初回、来秋ドラフト候補に挙がる東邦の背番号1・石川から打者一巡で5点を奪取。下山昂大内野手(2年)が左前へ先制適時打を放つなど鋭いスイングを見せた。
東邦もじわじわと追い詰めたが、エースの右腕・後藤丈海投手(2年)が粘りの投球。最少失点で乗り切った。9回には3番・武岡龍世内野手(2年)がバックスクリーンへソロを放つなど2点を加えて突き放した。
仲井宗基監督は「2点差だと一気にひっくり返される。東邦さんはそういう力を持っている。(2年前のことは)今の選手たちではないですからね。あまり意識は持たずにやったが野球は最後まで何があるかわからない。後藤の粘りのピッチングにつきるし、武岡、下山も良く打った」と振り返った。