環太平洋大、函館大を下す 指揮官はあの名選手の弟、法大戦へ「六大学には負けません」
◇明治神宮大会 大学の部1回戦 函館大1―2環太平洋大(2018年11月9日 神宮)

環太平洋大が接戦を制し、函館大を下した。
西山雅貴投手(3年)、仲尾元貴投手(3年)、大石将斗投手(1年)の3投手による継投で、4安打1失点。本紙評論家で元広島監督の野村謙二郎氏を実兄に持つ、野村昭彦監督は「西山はどんな状況でも最少失点に抑えてくれる。中尾もキーマンになってくれると思っていた」と称えた。
野村監督は明治神宮大会に向けて、部員に国歌斉唱の練習を毎日させてきた。開会式での国歌斉唱を振り返って、「先頭切って歌おうと言ってきた。明治神宮大会という日本の1年の最後にある伝統ある大会というのを伝えたくて。うちの生徒が一番上手かったでしょ」と言った。
次戦は、11日の法大戦。昨年は準々決勝で慶大を下しているだけに、「六大学には負けません」と笑った。