V打の甲斐、激走の上林に感謝「誠知のおかげ」最後は“変則甲斐キャノン”締め
◇日米野球第5戦 侍ジャパン6―5MLB選抜(2018年11月14日 ナゴヤD)

甲斐(ソフトバンク)が8回に決勝の適時二塁打。日本シリーズMVPがバットで侍を勝利に導いた。
7回に4点差を追いつき、8回2死一塁で迎えた第4打席。遊撃・ロサリオの左を抜ける痛烈な打球を放つと、中堅・アクーニャJr.が打球処理にもたつく間に一塁走者の上林が一気に生還。甲斐は「誠知のおかげ。よく走ってくれた」とチームメイトの激走に感謝した。
9回の守備では、1死一塁から併殺を狙った二塁手の山田が一塁へ悪送球し、打者走者のハニガーが二塁を狙った。しかし、カバーに入っていた甲斐が二塁へ矢のような送球を送ってタッチアウト。“変則甲斐キャノン”で試合を締めた。