MLB選抜 日米野球史上ワースト5敗…指揮官嘆き節
◇日米野球第6戦 MLB選抜1―4侍ジャパン(2018年11月15日 ナゴヤD)

わずか1勝。勝利ボーナスは侍ジャパンの9分の1となる1000万円だけ。選抜チームとしては日米野球史上ワーストの5敗を喫し、MLB選抜のドン・マッティングリー監督は「3試合、リードしていながら終盤逆転されてしまい落とした」と嘆いた。
開幕前から「トップの投手を出してもらえなかった」と不安視していた通り、投手陣が6試合で平均6・2点を失った。
セールスポイントだったはずの打線もつながりを欠いた。今季ナ・リーグ新人王のアクーニャに8回、ようやく1号ソロが出たが、直後の1死満塁を生かせず。「あと一本、大きな当たりが出なかったのが敗因。これがシリーズを通して大きな違いになった」と指揮官。東京五輪を見据えて臨んだ侍ジャパンに対し、選手選考とモチベーションの差が結果に直結してしまった。