大谷本人も知らない間に…米国内で異例の“伝記”発売
シーズン後の米国でもフィーバーが続いている。「SHOHEI OHTANI」と題されたエンゼルス・大谷の「伝記」が20日に全米で発売された。サンディエゴ在住のライター、ジェイ・パリス氏によるもので、副題は「二刀流、日本のスーパースターの驚くべき物語」。本人と周辺への取材を重ね、野球人生を描いている。

パリス氏はサンディエゴのテレビ局の取材に「無理だと言われることにトライした」と執筆に至った動機を説明。投打での活躍ぶりに加え「とても礼儀正しいし、プレーぶりは優雅」などと、キャラクターも称えた。
米国では01年10月に日本野球の歴史、95年の「ノモマニア」、イチローの01年の活躍などをつづった「BASEBALL SAMURAIS(野球の侍)」が刊行されたが、いち日本選手に関する著作は極めて異例。大谷は今回の本については知らなかったそうで「うれしい」と話した。