45歳バートロ・コローン 母国のウインターリーグで先発 乱調降板もファン拍手
45歳のバートロ・コローン投手が29日、母国ドミニカ共和国で開催されているウインターリーグの試合に先発。2/3回を投げ、1安打3四球1失点と崩れて敗戦投手となった。

コローンは先頭打者を空振り三振、続く打者も三ゴロに打ち取り、簡単に2アウトとしたが、ここから2つの四球と安打で2死満塁のピンチ。この場面で押し出しの四球を与え、球数29でマウンドを後にした。投球のリズムをつかめず、1回持たずに降板。それでも、スタンドのファンからは母国の英雄に温かい拍手が送られた。
コローンは大リーグ21年間で通算247勝。エンゼルス時代の2005年にはリーグ最多の21勝を挙げる活躍でサイ・ヤング賞を獲得した。今季はレンジャーズで28試合に登板して7勝12敗、防御率5・78。8月7日のマリナーズ戦では中南米出身の投手として通算勝利数トップとなる246勝目をマークした。現在はフリーエージェント。来年の5月で46歳になるが、来季も現役続行の意思を見せている。