【4日の主な契約更改】DeNA宮崎、倍増で1億円プレーヤーに 巨人・田原は環境改善訴え
プロ野球のソフトバンク、西武、日本ハム、オリックス、楽天、ヤクルト、巨人、DeNA、阪神で4日、契約更改が行われた。

パ・リーグ覇者の西武では、外崎修汰選手(25)が2700万円から4300万円増の7000万円でサイン。浅村栄斗内野手(28)が楽天がFA移籍し、来季は二塁手の筆頭候補として期待がかかる。遊撃手として2年連続のフルイニング出場を果たした源田壮亮選手(25)は、4100万円から3900万円増の8000万円でサイン。3年目となる来季へ「年齢的には年下の選手も増えてきていますし、他の選手にプラスになるようなことをできればいい」と話した。海外FA権を行使した上での残留を決断した中村剛也選手(35)は現状維持の年俸2億8000万円でサインした。
日本ハムは、自身初の2桁11勝を挙げた上沢直之投手(24)が4600万円増の年俸7000万円でサイン。プロ7年目で初の侍ジャパン入りも果たす飛躍のシーズンとなったが、「来年が大事」と気を引き締めた。
巨人は沢村拓一投手(30)が今季年俸から19%減の1億2150万円でサイン。「クローザーというポジションで勝負していきたい。優勝の瞬間にマウンドで胴上げ投手になることが目標」と来季を見据えた。球団7年ぶりの保留者となっていた田原誠次投手(29)は2度目の交渉に臨み、現状維持の3600万円でサイン。保留の理由は金銭面ではなく、「3年連続でブルペンの環境改善を訴えてきたが、変わらなかった」と説明した。
DeNAは宮崎敏郎選手(29)が倍増となる年俸1億6000万円でサイン。今季は自己最多の142試合に出場し、打率・318、キャリアハイの28本塁打、71打点をマーク。1億円プレーヤーの仲間入りを果たし「しっかり評価をしていただけた。(金額には)驚きの方が強かった。より一層、責任を感じなければいけない」と感想を口にした。(金額は推定)
【ソフトバンク】
西田哲朗内野手1800万円(+600万円)
市川友也捕手2300万円(±0万円)
塚田正義外野手1200万円(+50万円)
栗原陵矢捕手700万円(+20万円)
【西武】
永江恭平内野手1040万円(-160万円)
呉念庭内野手650万円(-100万円)
水口大地内野手770万円(-80万円)
今井達也投手1800万円(+500万円)
小川龍也投手1700万円(+500万円)
野田昇吾投手3000万円(+1300万円)
榎田大樹投手5500万円(+2800万円)
外崎修汰内野手7000万円(+4300万円)
源田壮亮内野手8000万円(+3900万円)
中村剛也内野手2億8000万円(±0万円)
【日本ハム】
杉谷拳士内野手2600万円(+500万円)
中島卓也内野手1億円(+1400万円)
杉浦稔大投手1600万円(+140万円)
上沢直之投手7000万円(+4600万円)
白村明弘投手1850万円(-250万円)
村田透投手5000万円(+1500万円)
近藤健介捕手1億円(+4400万円)
【オリックス】
金田和之投手1700万円(-500万円)
武田健吾外野手1700万円(±0万円)
小島脩平内野手1800万円(-500万円)
▽保留=安達了一内野手
【楽天】
釜田佳直投手2000万円(-300万円)
美馬学投手6500万円(-1500万円)
岡島豪郎外野手3450万円(-950万円)
茂木栄五郎内野手5100万円(-1300万円)
【ヤクルト】
上田剛史外野手2500万円(+200万円)
三輪正義内野手1350万円(-150万円)
藤井亮太内野手1300万円(-300万円)
山田大樹投手1300万円(-100万円)
谷内亮太内野手1050万円(±0万円)
【DeNA】
石田健大投手5800万円(-200万円)
三嶋一輝投手4800万円(+2700万円)
浜口遥大投手5050万円(+300万円)
宮崎敏郎内野手1億6000万円(+8000万円)
【巨人】
宮國椋丞投手2640万円(+240万円)
中川皓太投手1900万円(+340万円)
澤村拓一投手1億2150万円(-2850万円)
田原誠次投手3600万円(±0万円)
【阪神】
大山悠輔内野手3000万円(+500万円)
北條史也内野手2600万円(+600万円)
伊藤隼太外野手2200万円(+400万円)
上本博紀内野手6000万円(±0万円)