ヤンキース・田中 小学生からのプロでの挑戦状に乗り気「最低でも10年続けないと」
ヤンキースの田中将大投手(30)が8日、大阪市のうめきたSHIPホールで「田中将大選手とキャッチボール in OSAKA」を行った。ブランドアンバサダー契約を結ぶミズノ社との社会貢献活動の一環で、全国から抽選された20人の小学生と交流した。

田中はキャッチボールの模範演技を行った後に、1人1人と時間をかけて直接キャッチボールした。その後は質疑応答に応じ、最後は全員へサインボールのプレゼントを手渡し、記念撮影に収まった。
質疑応答では「僕がプロに入ったら対戦して下さい」と挑戦を受ける場面も。田中は「それはもちろん!僕が頑張って現役でい続けます」と笑顔で即答した。少年の年齢が8歳だと確認すると「早くて10年後…、僕は40歳なので。なくはないな」と表情を崩した。
イベント後にも「最低でも10年続けないといけないですからね。分かりません。1年1年しっかり自分の悔いのないようにやっていって、そこまで続けばいいですけど。僕も野球が好きなので」と苦笑い。まんざらリップサービスだけでもない様子だった。
笑顔の絶えない交流を終え「興味を持ってくれたり、何か野球が広まるきっかけになれば。野球を始めてくれればもちろんうれしいですし」と田中。「抽選だったから来たくても来られない人たちもいたわけで。そういう子たちにも感謝したいですね」と振り返っていた。