調布シニア恩師が語る清宮弟・福太郎の可能性「パワーがある」
調布シニアで清宮幸太郎・福太郎兄弟をともに指導した安羅岡一樹監督は、「お兄ちゃんと同じようにパワーがある」と証言する。

小学生時代はまだ細身だったが小6ごろから成長はとどまることを知らず、どんどん兄のような豊かな体格に育っていった。中2までは一塁でプレーし、主に5番。シニアの全国大会にも出場した。中3からは投手も本格的に始め、右肘痛などもあったが「高校では投手としてやっていきたいと言っている」と、兄と同じ野手ではなく投手に挑戦する意向。早実側も入学後当面は投手で起用する方針だが、強打もあるだけに二刀流の道を進む可能性も十分ありそうだ。
球速は現時点では120キロ台ほどだというが、安羅岡監督は「高校に入って本格的に練習すればもっと速くなっていくと思う。カーブの切れも捨てたものじゃない。武器は真っすぐ」と評価した。
投手として甲子園に出場したいという夢を持っているという福太郎。指揮官は「もう少し絞れれば。能力は高いし、伸びしろは十分にある」と太鼓判を押した。