カブス 26年ぶり屈辱初戦零敗…シュワバー復帰が光明

 ◇ワールドシリーズ第1戦  カブス0―6インディアンス(2016年10月25日 クリーブランド)

二塁打を放つカブスのシュワバー(AP)

 カブスはチャンスで1本が出ず、自慢の打線が寸断された。

 ワールドシリーズ初戦の零敗は、90年のアスレチックス以来26年ぶり。4月に左膝の前十字じん帯断裂など大ケガを負ったシュワバーが「5番・DH」で復帰し、4回に二塁打を放ったが得点にはつながらなかった。投げてはけん制に難がある先発レスターが初回2死からリンドアにあっさり二盗を許すと、連続四球や押し出し死球と自滅。もっともジョー・マドン監督は「勝てなかったこと以外は失望していない。何も心配していない」と落ち着き払った様子だった。